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ようこそ先輩/H16.05.21 藤高

甲子園への道、そして東京ドームへ 〜スポーツドクターってこんなことやってます〜

南草津野村整形外科 院長
畑 正樹 7組(京都)

  私は高校時代は野球部にはいったものの、中学は陸上部にいて、それほど目立つ選手でもなく、外野で6番か7番を打つというまあ平凡な高校球児でありました。そんな私が、大学では準硬式野球部に所属し、リーグ最優秀選手や、リーグ選抜チームに選ばれ。卒業後コーチ、監督として全日本選手権に出たりするうち、スポーツドクターという道があることを知りました。

 私の甲子園デビューはPL学園の桑田、清原が2年生の夏の決勝戦でした。大きなスポーツの大会には、選手の怪我、観客の怪我に備えて、救急室に医師が待機するのです。その後毎年のように夏の甲子園には呼ばれておりました。しかしこの間ついに甲子園のフィールドに立つことはありませんでした。

 滋賀県の体育協会の推薦を受けて、日本体育協会公認スポーツドクターの資格を取得し、臨床でもスポーツ選手を診ることが多くなり、学会、研修等でもスポーツ整形外科の勉強を重ねていきました。そうこうするうちに松下電工アメリカンフットボール部と龍谷大学野球部のトレーナーをする人と知り合いになり、双方のチームドクターに就任しました。

 ここからが、私のスポーツドクターとしてのスタートです。両チームともかなり国内ではレベルの高いチームで、就任した年、アメリカンフットボールは、社会人日本一になり、それを決める試合が、東京ドームで行われます。東京スーパーボウルといいます。ここで初めて東京ドームのフィールドに立ち、ベンチの内部まで知ることとなりました。この年学生日本一となった立命館大学と正月のライスボウルで対戦し、日本一となりました。


最後には"診療室状態"になったらしい質問タイム

 甲子園球場のフィールドにはこの4年後、そのときには立命館大学のチームドクターにもなり、大学日本一決定戦(甲子園ボウル)で念願の甲子園のフィールドに(外野ですけど)立てました。これまで甲子園球場は4回、東京ドームは8回経験しています。次なる夢は国立競技場のフィールドですね。

 

「ようこそ先輩」を終えて

7組 畑 正樹

 このような機会を与えてくださりありがとうございます。職業的紹介以上に実技に熱が入ってしまい終わりのあとの質問がかなり長くなってしまいました。

 「ウケ」狙いで大山加奈選手に電話を入れてもらったのですが、ウケたのはよかったのですが前もって詰めてなかったため、せっかく話のできた男子生徒もあまり話がすすまなかったようです。

 藤高生であっても運動部員はみなそれぞれ短い練習時間のなかそれなりに考えながら、悩みながら部活動を行っていることがうかがわれました。

 ちょっと広い場所で声が通りにくかったのではないかと思い申し訳ない限りです。

 講義か実技かもっとどちらかに集中させればよかったですかね。誰も寝ていませんでした。下手な話を最後まで聞いて下さった生徒諸君ありがとうございました。

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